Ulerkambang

　Lokananta CD 解説文シリーズ。「Klenengan Gobjog」から「Ulerkambang」です。

5. Djineman Ulerkambang, Slendro Manyura

　シンデン： Prendjak

　「Djineman」は、穏やかなことを意味しています。この形式の楽曲は、パトゥッ（pathet、旋法）が変化するときによく使われます。「Uler」は虫を、「Kambang」は水の中の虫（うなぎ）を意味しています。テキストは２４の音節からなるワンサラン（Wangsalan）です。
　「Ladrang Pakumpulan」は、何人かの人たちによって創作されました。また、よく知られていることですが、いくつかのサンティスウォロ（Santiswara）もそのようにして作られました。
　S. Ngaliman によって１９７０年に作られたバティックダンスは、若者によって踊られます。そこでは、ゲロンのテキストにサリシル（salisir）が使われます。
　この曲は、よく深夜１２時に演奏されます。音楽家たちの魂を目覚めさせるためです。

　どーして、水の中の虫がうなぎなのかは聞かないでください。そう書いてあるんですから．．．。うなぎは虫とちゃうやろ〜っ？往生しまっせぇ〜

（メモ）

• Santiswara ・・・イスラムの祈祷文からなる楽曲