愛と戦いのガムラン

ジャワ・ガムランの演奏グループ「ランバンサリ」の公演があります。「青銅音曲」シリーズの第8回目。サブタイトルが奮ってます。「愛と戦いのガムラン」。来てます...来てます...ガムラン・パワー。 多分見に行くと思いますが、なにしろ今は「開発」…

続・踊れ!ベートーヴェン

前回は、ベートーヴェンの踊りに深入りしすぎたかも知れません。そこで、タイトルを分解したあたりから仕切り直しましょう。タイトルをバラすと、次のようになる。その辺です。 (動詞の命令形)+(ビックリ)+(人の名前) この構造をよくよく凝視したり…

踊れ!ベートーヴェン

先日、野村誠さんに会いました。そのいきさつは、過去の話題につづっておりますので、興味のある方はそちらをどうぞ。 さて、本日の話題のタイトル「踊れ!ベートーヴェン」とは?それは、野村さんの最初のガムラン作品と言われている楽曲です。先日会った際…

ガムラン教室・発表会2006

東京音楽大学のガムラン講座で、年に一度の発表会があるそうです。昨年も紹介しましたね。 日時 :2006年2月25日(土) 場所 :東京音楽大学B館スタジオ 開演 :午後2:00(午後1:30開場) 入場料:無料 先日訃報をお伝えした伊福部昭先生は…

伊福部昭氏・逝去

昨日(2006年2月8日午後10時23分)、作曲家の伊福部昭先生が亡くなられました。享年91歳。誤解を恐れずに言うなら、「大往生」と言って良いのではないかと感じています。 伊福部先生は、少し大げさな言い方ですが、「我が心の師」の一人です。クラシック/…

晩ご飯

今日は作曲家の野村誠さんと晩ご飯をご一緒しました。とは言っても、何時に会えるか事前にわからなかったので、午後8時に大島ラーメンで軽くねぎラーメンをいっちゃいました。^-^;; 戻ると野村さんからの留守電が...間が悪いっス。そんなわけで、ファミ…

ナチュラル ハイ Live

少し前に紹介した女性デュオ「ナチュラル ハイ」が、今日、東京でライブを行いました。会場は「渋谷 duo music exchange」。ガムランの公演ではないものの、ガムランを取り入れた楽曲をライブでどんなふーにすーるの〜、という点には大いに興味あります。ま…

ナンバーワンTV

スカイパーフェクTVの番組で、東京音楽大学の民族音楽研究所とそこに所蔵のガムランを演奏するという展開がありました。番組は、須藤元気のナンバーワンTV(1月24日放送)で、ゲストはピアノ・ポップ・ユニットのナチュラル・ハイ。残念ながら自分は放送…

ポピュラー編20回記念

ガムランの影響(ポピュラー編)が20回に到達しましたので、この辺で一旦このシリーズを総括してみようと思い立ちました。こうやって並べてみると、量的にあんまりたいしたことないようにも思えるのが、ちょっと寂しい...。 ガムランの影響(ポピュラー…

ナチュラル ハイ

ガムランの影響(ポピュラー編20) ナチュラル ハイ 「KEY」 ここで紹介するアルバムは、2006年1月25日に発売される...ってことは、まだ出てないじゃん。つまり、こういうこと。ちょいインサイダーな知人のもとでサンプル版を聴かせてもらいました…

楽の器

藤井 知昭、山口 修、月渓 恒子 共編 本書まえがきでは、「十七篇のエッセイ」と表現されていますが、実際のところは東洋音楽学会関西支部において報告された研究論文、またはそれに準ずる文章、という感じです。この Blog では、なるべく難しげな文書への言…

ガムラン音楽教室2006

前年の元旦はどんな話題だったかと言えば、東京音楽大学民族音楽研究所のジャワ・ガムランの教室の紹介でした。今年は?...今年もあるようです。まー説明等、特にありません。 ガムラン音楽教室:http://www.tokyo-ondai.ac.jp/archive/kenkyu.htm ガムラ…

alas-alasan

自分の活動拠点から比較的近い場所に、インドネシア雑貨のお店ができました。楽器とか置いてないかな〜なんて、ちょっとひやかし半分で立ち寄ってみました。 参照リンク: alas-alasan ホームページ こぢんまりとした店舗ですが、なるほど、ちょっと洒落た小…

ジャワ人の思考様式

マルバングン ハルジョウィロゴ(Marbangun Hardjowirogo)著 染谷 臣道、宮崎 恒二 共訳 ジャワ人によるジャワ人論。ここで述べられていることは、結構日本人にもあてはまるのではないかなーと思って読み進みましたが、訳者による解説でもそのような意見が…

チョケアン

「インドネシアのポピュラーカルチャー」という本を何気なく見てみました。Amazon のレビューでは『まさに「インドネシアおたく」大集合』とのことで、どうやら濃い目のウンチクであるとのことです。この本の中に、自分にも興味のある話題があったので、取り…

Dangdut Show 2005

インドネシアのポピュラー音楽のひとつダンドゥット(Dangdut)の公演があるそうです。明日です。 参照リンク: Shall we Dangdut?/O.M.RANEMA ダンドゥットとは...残念ながら知りません。上記サイトにいろいろ情報がありますので、のぞいて見てください…

タイコの音

この Blog でまじめな話題を期待されている人には申し訳ありません。m(_ _)m 知人との会話の中からお題を頂戴しました。と言うか、勝手にふくらませようと言うことです。たわいもない。「カエルの歌」の替え歌です。 さぁ、皆さん、インドネシアはジャワ島の…

バリ・ガムランの種類

Blog のネタ作りも、やはり勢いというものがあるので、前回の流れを受けてもう一つ。「ジャワ・ガムランの種類」をやった後なので、ここは「バリ・ガムランの種類」なわけです。 参照リンク: Indonesian Music - Page 203 おりゃーっ、訳じゃーっ。 ■ バリ…

ジャワ・ガムランの種類

前回話題のコメントでも書きましたが、あるトピックについてウェブ上で詳しく調べようと思っても、得られる情報が断片的でなかなか紹介するまでに至らない、ということが往々にしてあります。そんな思いの中で、今回は、コメントいただいた「carabalen」につ…

Laras

らっらーす。こんなタイトルを銘打つのはちょっと勇気がいりますが、今回はそんなにおおげさな話じゃありません。 音楽用語辞書のサイトで、項目として「laras」が上げられていたので、何気なく眺めていましたが、なかなか興味深いように思えましたので取り…

iPod nano 復活

修理から、我が iPod nano が帰ってきました。しかし、添付の書類を見ると、どーやら本体交換のようです。なんてこった!復旧できないほどクリティカルな障害だったんですね。製品シリアルも新たに、そう、もう生まれ変わったのだ。一代目よさらば!こんな時…

天人の羽衣

ジャワ・ガムランの演奏グループ「ランバンサリ」が音楽を担当する、ワヤン(影絵芝居)の公演があります。ダラン(人形使い、語り部)と楽隊の連携など興味津々です。多分、見に行くと思います。見に行きたいなぁ〜。 日本ワヤン協会公演 〜影絵詩劇「天人…

iPod nano 故障 (2)

前回は、買って間もなくの故障に取り乱してしまいましたが、状況について少し書いておこうと思います。 症状は、Apple ロゴ画面(起動画面)が出たり消えたりをくり返し、他に何もできなくなるというような感じです。電源オフ(再生ボタン長押し)をしてもダ…

iPod nano 故障

(T_T) 早くも我が iPod nano が故障してしまいました。詳しくは後日書きます。 ぱ〜らぁ〜べぇ〜さぁぁ〜んっ あいぽぅぉ〜どぉ なぁ〜ぬぉ〜...。「故障」と「呼称」は「コショー」つながりです。わっかるかなー? (T_T)

iPod nano

仕事の都合で Apple 社の iPod(iPod nano 4GB black)を購入しました。10月5日(水)にケーズデンキで予約してから、入荷の連絡が来るまで約1週間。危うく開発スケジュールを外しそうだったので、よそで借りるなどの別の手を打ち始めていました。Apple …

Legend of Nagraland (5)

ズージャな人でも、モードのことを「ドーモー」なんて言うような人には、幸い出会ったことはありません。「シーメー」とか「ソークー」とか言ってる人はおりますが...。さて、本業がたいへんなことになっていて、もはや開き直りの境地に片足が達しつつあ…

十六夜コンサート

ジャワ舞踊の舞踊家、小島夕季さんの企画による「十六夜コンサート」と題された公演がありました。今年で4回目とのことです。上野と言えば地元も同然なので、当然チャリです。クーラーバッグにキリン秋味を数本仕込んで、行ってまいりました。 十六夜コンサ…

Legend of Nagraland (4)

いい加減飽きてきたと思いますが、まだまだゆるゆる。いわばサビの部分。 Legend of Nagraland / Dick Lee この曲中最も印象的なライン(と自分には思われる)が、29〜30小節に現れます。基本的には「Bali Pelog 4」で、最初の5音でスケールを下降して…

Legend of Nagraland (3)

前回に続いてまだゆるゆる行きます。次の譜例は14小節目の「Quiet...」の後からです。 Legend of Nagraland / Dick Lee またもや言い訳から。一応、コードネームらしきものを付記していますが、ちょっとテキトーです。テキトーではありますが、それでも目…

Legend of Nagraland (2)

ディック・リーは自分と同じ8月の生まれで、9歳年上。あー案外歳なんだー。^-^;; さて、この曲をゆるゆると辿るにあたって、歌メロを採譜することにしました。PC で曲を流しながら、とりあえずフリーハンドでメモったものの、そのままでお見せできるような…